AIの先

なにがなんでも、「AI」。人工知能が大流行です。「AIを使いこなせないのはダメ!」っていう雰囲気で、いま、それに乗じて大儲けする人たちがたくさんいます。ま、それはいいとして、この「AI」、どこに向かっているんでしょう?わかっている人はわかっていますが、いまの、「AI]、決して人間のように思考してるわけではないんです。世界中の情報源から、一番正しいっぽい答えを提供してくれるだけです。ものすごい複雑な連立方程式を瞬時に計算してしまうハードウエアが登場したってことです。その、情報源はこれまでの人間の成果物ですけどね。

まあ、そのあたりは専門家にお任せするとして、我々、利用者が望むものは何なんでしょう?我々一般ピーポーが望んでいる「AI」の理想は何なんでしょう?仮に、人間と全く同じように思考するコンピュータができたとして、それって、「やったー!ついに完成!」ってことになるんでしょうか?

いわゆる、ヒューマンロボットなんでしょうか?確かに、最近話題になる「人型ロボット」はたいてい「AI」を搭載していて、まるで、人間のような動きや反応を示しています。容姿も、若い女性だったり、肉体労働者だったりしていて、それを見て、「ワ~!すごい!科学だぁー!」という感想を発しているのですが。

なんというか、肉体的にキツイ作業とか、私のようにボケ始めたオツムでは考えられないような高度な思考が必要とされる仕事を任せるとか、・・、ま、そんな感じかと思いますが、・・・、そういうことをすべて機械に任せるのが理想なんでしょうか。

そうなると、究極の目標は、人間がいない世界なんでしょうかね。