「理系の大統領」と「文系の大統領」

世界戦争の危機が迫っている西暦2XXX年。国家の政策も大幅にAIの力を借りるようになっていた。某国大統領執務室にも高度なAIコンピュータが設置されている。

●「文系の大統領」執務室:

 大統領「この難局、どうしたらいい?」

 AI「いますぐ、〇〇国にミサイルを発射してください!」

 大統領「ううむ・・・それは・・・。しかし、、AIがそう言っているんだから・・しがたないか・・・。」

 大統領「国防大臣、ミサイル発射!」

 大統領「神よ!」

 かくして、世界は終わった・・・。

●「理系の大統領」執務室

大統領「この難局、どうしたらいい?」

AI「いますぐ、〇〇国にミサイルを発射してください!」

大統領「おーい、誰か!コンセントからプラグを引っこ抜けー!」

大統領「おーい、飯行くぞ!あ、だめだ。今日はカミさんの誕生日だから早く帰らなきゃ!」

かくして、凡庸な理系大統領の一日は終わった。